デジタルマーケティング手法の１つメールマーケティングを考える【2023年】

目次
メールマーケティングとは
メールマーケティングのメリット
メールマーケティングのデメリット
主なマーケティングツール
メールマーケティングを始めるステップガイド
メールの種類
私たちのメールマーケティングサービス

メールマーケティングとは

メールマーケティングはデジタルマーケティング手法の１つで、販売に至るまで顧客と適切なコミュニケーションを取りながら育成します。また販売後も顧客との関係性を維持するのに有効です。メールマーケティングは従来のリスト全体に一斉送信するメルマガとは違って、顧客の属性や行動に基づいて適切なメッセージを適切なタイミングでアプローチするデジタルマーケティング手法です。

メールマーケティングのメリット

メールマーケティングのメリットはROI（投資収益率）が非常に高いことです。少しの時間で多くの収益を得られることから、コスパの良いマーケティング手法と言えます。毎回ターゲットに合わせてメールコンテンツを作成して送信したり、顧客の反応に手動で応答するのは非効率的ですが、マーケティングオートメーションなどのツールを使用して、手動業務を自動化することで生産性を上げることができます。効果的なメールマーケティングを行うにはマーケティングツールは必要不可欠となります。

メールマーケティングのデメリット

とは言え、メールマーケティングは誰でも簡単に成果を出せるというものではありません。マーケティングオートメーションの操作の難しさに結局、月1回の一斉送信しかしていない、社内に運用する担当者がいない、専門知識がない、実際に成果を出せるまで半年ほどトレーニングを受けなければいけないなど、社内リソースの課題があります。確かにメールマーケティングは効率的なマーケティング手法かもしれませんがツールを理解し、最低限のマーケティングスキルが必要となります。

主なマーケティングツール

Mailchimp
Engage Cros
Cuenote FC
配配メール
ブラストメール
BowNow
List Finder
Synergy!
WiLL Mail
WEBCAS e-mail
KARTE
HIRAMEKI XD
Kairos3
Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)
Marketo
シャノン
HubSpot
SATORI
b-dash
アスメル
エキスパ
Oracle Marketing

メールマーケティングを始めるステップガイド

1. メールマーケティング戦略を立てる
   まずは目標を設定します。現在のマーケティング課題は何ですか？メールマーケティングを活用してどのように課題を解決しますか？例えば営業部署であれば商談件数を増やす、成約率を上げるなど、Eコマースであればカゴ落ち率を下げる、客単価アップ、LTV向上など、ITツールであれば継続率を上げる、アクティブ率を上げるなど、目標を設定します。
2. ツール選定
   自社のマーケティング戦略を実行するための機能は揃っているか、また自社のビジネスサイズに合った投資費用なのか、しっかり見ることが大事です。また費用面だけでなく、使いやすさも非常に大切なポイントです。担当者のレベルに合った管理画面の見やすさや操作方法になっているのか、導入後、実際に運用しなければ何も始まらないのでここはかなり重要になります。
3. リスト作成
   自社で現在持っているメーリングリストをツールにアップロードして登録します。メーリングリスト作成時に業種、役職、地域、購入商品、取引有り、など項目で整理するとセグメント分けができ、ターゲティングメールを送信できるようになります。メーリングリストとは、メールアドレスのある顧客リストです。
4. コンテンツ作成
   メールコンテンツを作成します。ほとんどのツールにはコンテンツビルダー機能があるので、ドラッグアンドドロップで画像を入れたり、リンクを設置したり、簡単にメールコンテンツを作成することができます。ニュースレター用、キャンペーン用など目的に合ったデザインを考えて下さい。CTAボタンの配置によってクリック率なども大きく変わりますし、スマホで開封することを想定したテキストサイズなのかなど、コンテンツで成果が変動します。また作成時の注意点として「特定電子メール法」のルールに従って購読解除などを設置して下さい。
5. メール送信設定
   メールをいつ送信するのか、スケジュール送信または即時送信など設定が可能です。送信先のリストが法人なのか個人なのかによってベストな送信時間帯というものがあります。送信時間を間違えると開封率に大きく影響するので計画的に行いましょう。またもう１つ開封率に大きく影響するのが件名です。開封率を上げるのに件名はとても重要ですが、コンテンツの内容と違っていたり、オーバーな言い回しなどはやめましょう。受信者に関連した有力な情報であり、コンテンツの内容とマッチした件名にしましょう。パーソナライズメッセージであれば開封率は高くなります。
6. 分析レポート
   メールを送信したら分析します。見るKPIは開封率、クリック率、コンバージョン率、解除率、ハードバウンスです。ハードバウンスとは、メールアドレスが存在しないアドレスです。分析データに基づいてPDCAサイクルを回します。

メールの種類

• サンキューメール
  メルマガ登録、資料請求、お問い合わせ、セミナー参加などのコンバージョン後に配信されるメールです。
• ニュースレター
  業界のニュースや、商品、サービスのアップデート情報など、ニュースレターを定期的に配信します。
• キャンペーン
  コンバージョン（成果）を目的としたセールスメッセージで、通常、コンテンツ内にCTA（お申し込みはこちらなどのボタン）を含み、顧客をランディングページやwebサイトの対象ページに誘導し、フォームにサインアップしてもらう目的で配信します。
• ステップメール
  顧客の行動に応じて予め用意したコンテンツを自動送信します。例えば、メールを開封した、クリックした、メルマガ登録した、資料請求したなど顧客のアクションを引き金（トリガー）として自動送信します。
• ターゲティングメール
  顧客リストを様々な属性でセグメント化し、そのセグメントにあったコンテンツをセグメント別に配信します。業種、地域、役職、年齢、性別、年収、セグメント化は顧客の行動でセグメント化することもできます。購入商品、セミナー参加、資料請求、メールの開封、クリック、動画の視聴など。
• イベントメール
  誕生日、ブラックフライデー、ハロウィン、クリスマス、年末年始などのシーズンにあった特別なオファーを配信します。

私たちのメールマーケティングサービス

・メールマーケティング戦略
・HTMLメールデザイン制作
・毎週/毎月のニュースレター
・キャンペーンの作成
・オートメーション/ステップメールの設定
・メールマーケティング活動を分析
・タグ、グループ、セグメン、リストの管理
・Eコマースのセットアップ/他ツールとの連携
その他