2023年10月3日GmailとYahooから重要な発表がありました。新しい要件は、主に次の2つのメール送信者に影響を与えます。
- 1日に5,000件以上のGmailまたはYahooのメールアドレスに送信する場合
- Gmail、YahooメールまたはGoogle Workspaceを使用してメッセージを送信する場合
新しい要件に満たしていない場合、2024年2月からメールが拒否される可能性があります。
新しい要件は次の3つです。
①メールドメインを認証する
要点の1つとして、メールドメインの認証(SPF/DKIM/DMARC)を行う必要があります。メールドメインの認証はドメインから送信されたメールがなりすましでないことを証明するものです。これにより、フィッシング、スパム、なりすましなどから保護されます。
②購読解除を簡単にする
送信者は、メールに購読解除リンクを含める必要があります。メール本文に明確で見つけやすいように購読解除リンク設置します。
③苦情率を0.3%未満にする
迷惑メールの苦情が定期的に0.3%を超える場合、メールはスパムフォルダに入る可能性が高くなります。送信するメーリングリストには許可を得た人や接点のある人にします。そして受信者がスパムメールだと勘違いしないように、誰から何の要件なのかを分かりやすくすること、また受信者に関連性のあるメールを送信するようにします。
上記の要件は2024年2月から適応と予定されていますが早めの準備をお勧めします。@gmail.comなどのフリーメールで送信しているなら独自ドメインに移行する必要があったり、マーケティングオートメーションなどのツールを導入する場合は自社に合ったツール選びに時間を要するからです。
今回のGmailとYahooの更新は迷惑メールの対策を強化するもので、ほとんどのメールマーケターは既に理解しているものです。今後の動きとしてメールマーケティングはより一層、パーソナライズメッセージが求められるようになります。
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